2010年07月29日

放任主義2010

元来FMCは「放任主義」である。
《自分を磨きたければ勝手に磨けば良いし、腐らせたければご勝手に。磨く材料は山ほど揃っているので、使いたい人から順番にどうぞ。》というスタイルである。

10代とか20代前半の若いスタッフが多数を占めていた頃は、この放任主義が思いっきり裏目に出てFMCの発展を阻害した。
しかも「おゆとり様世代」の一角だったこともあり、磨かなくても光ってるくらいに思い込む弩素人の糞ガキが生意気にふんぞり返っていた。
ろくすっぽ勉強もしてないくせに「大丈夫っすよ」なんてデカい口を叩き、結局出来ないと「だって教えて貰ってないっすもん」と嘯く。
あいつら今頃30代半ばか‥。少しは世の中に揉まれて大人になっているかねぇ。

2010年。今でもFMCは放任主義を貫いております。

高齢化著しいFMCでござんす‥笑。
なんたって私榎田と同世代ゴロゴロ‥と云う、かつてない怪現象。
近年稀に見る「妙にテンションが高い世代」と云われる『38組(1970年4月小学校入学組、1963〜1964年つまり昭和38〜39年生まれ)』を筆頭に、「ヘドラ世代(1970〜75年にかけて小学生だった世代、怪獣ヘドラより榎田信衛門が命名)」がノリノリで牽引している現状。実に不気味である‥笑。

私らヘドラ世代は、面白そうなものを見つけたら徹底的に遊び倒す芸当を身につけた世代でござんす。
「放任主義。OKよん!ちゃんと自習ができる子やけんね!」でござい。

しかも、そこそこ発達した情報網(多くはマスコミですけんど)によって、他者より多くの知識を身につけることに喜びを感じてしまう、ある意味自分磨きの達人揃いでござんす。
公害だけでなく熾烈な交通戦争、テロ、受験戦争、荒れる学校、テレビの黄金期、ノストラダムス、そしてバブルも経験しちょります。無茶な金遣いも知っている。
少々のことでは動じない達観まで備わっている。
なのにガキっぽい。
カラオケがなくても歌が唄えるガキっぽさ。「明星の歌本で鍛えてるもん」「いや俺はヤングセンスだったな」という寸法。
何処でも踊り出すガキっぽいノリの良さ。「SONYのZILBA’P持ってたもん」「SANYOのU4で踊った」という寸法。
枚挙に遑(いとま)がない。

閑話休題。
ガキっぽいけど、自主的に頑張っちゃう世代。
あんまり内輪で誉め合うのは如何かと思うが、マスタード☆鶴田にセントヘレンズ理恵‥ヘドラ世代の頑張りは凄かろ!
それに続く「ジョーズ世代(1975〜1980年つまり昭和50〜55年にかけて小学生だった世代、映画ジョーズより榎田信衛門が命名)」もガキっぽさは少々薄れるけれど、相当にパワフルでござる。
総じてアラフォーと呼ばれる世代の異常さは、ガキの頃に培った「ガキっぽさ」の磨り込みによるものかもしれぬとシミジミ‥。

さてさて、現在FMCの放任主義は割りとまともに回っている。
極めて稀なケースではあるが、放任主義を隠れ蓑にして周囲に嫌な思いをさせておきながら後ろ足で泥をぶっかけて出て行く輩(自由と自我と自立の意味、つまり人の道が分かってない中途半端なオトナ)もいるが、どうせ使えない奴だから痛くも痒くもない。

さっき東京ワープ社のエマニエル冨阜とヤボ用の打ち合せで長電話。
彼奴が云う‥。
「師匠。端から同世代の人達だけ入れるようにして若いのは全部落としていたら、今頃自社ビル建ってますよ」
痛いところを突かれて一瞬ムッとしたが、なんとなく当たってるだけに「だから《今》なんだよ!」と答えるのが精一杯だった‥笑。
posted by 榎田信衛門 at 16:12| Comment(1) | 008雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年07月24日

ガス爆発?

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先程午前11時40分。FMCスタジオの至近でサイレンが止まった。
外に出てみると、旧FMCスタジオの並びに建つKさん宅(日本家屋・平屋)に消防、警察が群がっている。
台所から出火したらしい。

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なぜか現場にいるスーパーリスナー圏外表示の携帯電話氏によると「突然ボンという大きな音がして、しばらくしたら消防などが集まってきた」とのこと。ガス爆発の可能性が考えられる。
幸い怪我人などは出ていないようで、火も広がることなく鎮火している。


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posted by 榎田信衛門 at 12:20| Comment(0) | 008雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年07月21日

日本映画のディティール

映画「さまよう刃」を観た。
原作は未読である。なので原作を如何に活かして尚且つ殺しているかは分からない。
個人的には突っ込みどころ満載。
復讐鬼となった父親(寺尾聡)が、携帯で自宅の留守電メッセージを聞いたりするわけだが‥。
「おいおい、位置情報バレバレぢゃん」とか
「通話内容傍受されちょるやろ」とか
突っ込まずにはいられない。

まぁGメン'75レベルの寓話と思えば観れないことはないと割り切ってラストシーンを迎えたが、
「おいおい、警察さんやってることめちゃめちゃぢゃん」てな塩梅で、
むしろ西部警察なオチに「あんたがた多不満」でありました。


ところで日本のテレビドラマや映画で毎回「あーあーあーあーあー!」と思うことがござる。
それは記者会見やぶら下がりインタビューのシーンでござる。

ちなみに拙者、一度だけでござるが記者会見の経験あり。
あ、取材する側じゃなく受ける側よん。(取材する側はそれこそ100回以上経験あり)
古い話で恐縮ですが1985年のこと。エフエム中九州(現・FM熊本)が開局する直前に開かれた記者会見でござんした。
場所は今は無き熊本厚生年金会館。
エフエム中九州から局側上層部と看板番組パーソナリティとして江越哲也氏、かなぶんや氏そして私の3人が出席。
地元記者達からの質問に答える形。でも殆どランチミーティングのノリだった。皆、顔見知りだし‥笑。
写真もスナップみたいなのしか撮らないし「記者会見にしてはのんびりしたもんだなぁ」と拍子抜けしたことを覚えござる。

さて閑話休題。会見シーンの問題点ね。

まずマイク‥。
記者達が突き出すマイクの殆どが安物のカラオケマイクでござい。もう失笑。
どこから集めたんやろ?と不思議に思うほどの玩具レベルのマイクが画面を彩ります。
中にはケーブル外したまんまで接点剥き出しのやつとかあったりで、これがホントのワイヤレスマイク‥爆。
普通TV局が使ってるのはシュアーのSM-63LとかSANKENのMS-7Cあたりぢゃろ。
FMCでさえ取材用はSM-63LかSONYのF-115だ。
なんだろね。小道具揃える予算をケチってるのかね。(局の機材倉庫に落ちてたりするぞ‥拾って来い)

続いてスチルカメラ‥。
いまだにフィルム送りノブを親指で巻き上げるレトロ感がたまらんわー。
「せめてワインダーくらい付けてくれよ」って、そういう話じゃない‥笑。
時代設定が過去のドラマであれば話は別だけど‥。
ある意味アナログ文化を死守しておるげな。

さらにムービーカメラ‥。
これまた写ってるカメラたちの古いこと古いこと。
3/4(Uマチック)時代の3管カメラが出て来るのは普通。
「お懐かしや〜プランビコン様〜!」「いえ、私はサチコンです。日立なので‥」なんて、さすがにイメージオルシコンは居ませんけどね。ビジコンはたまに出現するけど‥。※わかる人だけ笑いなさい。
またカメラマン役の役者達にきちんと教えないもんだから、信じられないホールディング姿。失笑モノでござい。
会見場で三脚もつかわずハンディーって、どれほど緊急事態やねん。

「さまよう刃」でもテレビの記者だかレポーターだかが、刑事たちに群がるシーン(よくあるシーンですな)があるんだけど、ありゃ記者クラブ制度が霧消した後をイメージした未来のシーンかね‥笑。

ディティールをかっちり作り込めない日本映画。
駄目なところはまさにそこにある!と断言しておこうかいの。
posted by 榎田信衛門 at 14:20| Comment(0) | 008雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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