2011年03月24日

震災はFMCをも揺らす。

毎日考えることがいろいろある。
正直脳味噌が休まる時間が殆ど無い。
疲れてはいるが、眼光爛々で、意気軒昂でござい。

私の顔を見て「平時は《冴えないおっさんモード》だったのに、いきなり《ヤル気満々の顔つき》になっている」と評する御仁も多い。
乱世に強い男は私のテーマでござる。蓋しヤル気満々でござる。

だが悩みもある。あらら。

被災地の皆様に「がんばれー!」と震災発生直後から叫び続けてきたが、肝心の被災地には届かない。※通信インフラの回復を待つのみ。
仮に届いたとしてもそれに耳を貸せる余裕はまだないだろう。
そこで我々はオンデマンド放送の強みを活かし「落ち着いたら聴いてね!」でとりあえずお茶を濁した。
でも届けたいという想いは変らない。だからやり続けている。
バカにされてもやり続けてやる!

バカ‥
バカ‥といえば菅直人。
そうバカ政権だ!

此度の震災は、中央政府の無策ぶりとそれを検証できないマスメディアのテイタラクによって、広く国民全体がジワジワと酷い目に遭うというまさしく国難である。

もっともバカなのは官邸とマスコミで、復旧作業に直面する現場レベルでは、皆必死になって「なんとかしよう」と踏ん張っている。
その姿を思うだけで涙がこみ上げてくるぞ。

現地で、最も市民に近いメディアとして「コミュニティ放送」が頑張っていると訊く。
愚かなマスコミが厭らしい映像と役に立たない大本営発表の情報を垂れ流す中、次第に「コミュニティ放送」としての自らの使命に気付きつつある局もあるらしい。
所謂マスコミを矮小化したニュース配信代行業としてではなく、現場の生きた情報を自ら集約し、それを整理してスピーディーにばら撒くというまさに純粋メディアと化すことを意味する。

そんな話を訊いて、私は悩んでしまうわけだ。

『FMCはこれで良いのか?』

平時はおバカ番組のオンパレードでいいさ。
でも結局俺達は非常時になると顔つきが変るんだな。
そう、顔つきが変ったのは俺だけじゃなかった。
マスタード☆鶴田も、エアポート成田も、ラ・パルマ絵美も‥‥結局全員の顔つきが変った!
ピナツボめぐみが云った‥「FMCに入って初めて、人に何かを伝えている実感がある」
大分駅で津波警報による足止めを喰らったセントヘレンズ理恵は「早く何かを伝えたかった」と呟いた。
何かと面倒くさがるキラウエア裕子が震災発生当日あれだけ長時間の番組を自ら進んで担当し続けた‥。

‥FMCの中でいま何かが変りつつある。

それは、5年前から水面下で研究が進められているFMC補完計画の拘束を解くことにつながるのか?
それとも、FMCがその使命を終えて何かしら次のプロセスに移行することを意味するのか?
‥って書くとエヴァかぶれに思われるのでハッキリ書こう(笑)。

実は、FMC部内ではコミュニティFMを新たに作るという「実現化研究」が5年前から水面下で進められており、
ほぼ完成されたプラン(技術・編成・総務・営業・経営計画)が出来上がっておる。
開局するならココ!という場所まで選定されておるのだ。※ちなみに熊本市ではない。
これを「研究プロセス」から「実行プロセス」に移行するのか?
それとも理解ある既存局との融合を目指すのか?

いずれにしても、この震災がFMCをそして私の人生を大きく動かすことだけは間違いなさそうだと思っておる。

ご意見ある方、何ならその梁山泊に加勢しちゃろーか!という方、いろいろコンタクト待っちょるぜ。

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posted by 榎田信衛門 at 03:21| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年03月17日

涙・涙・涙

NHKの夜7時のニュースを見ていたら、
「救出された医師に新たな命」という話題。
災害時のトピックとしてよくある出産シーンだったのだが、グッと来た。

グッと来たけれど、うちの子らの前では「雷親父」を演じている私が泣くわけにはいかない。
歯を食いしばって堪えた。

すると、武田アナの声が次第に涙声になってきた。
少なくとも「NHK7時のニュース」で感涙に咽ぶアナウンサーってのは見たことがない。

民放だとテレ朝の渡辺宜嗣アナやフジの笠井アナだとかがよく泣く方だろう。

NHKでは過去に阪神淡路大震災直後の震災報道特番で、当時大阪局にいた古屋和雄アナが「亡くなった方6000…」と言った直後に絶句。
一気に号泣モードになりつつ番組を締めくくったのを今も強烈に記憶している。

さて、武田アナの涙声である。
中越地震の際の崖崩れ生き埋め救出作戦の生中継で、子どもが救出された瞬間以来の涙声である。

いかん。
堰を切ったようにもらい泣きモードである。
うちの子らに悟られぬよう、そぉっとトイレに行くふりして涙をぬぐった。

実はここ数日泣かない日はない。
へたすると、日に数回泣いている。
それは、地震発生以来続けている『日刊深夜快速震災特番』へ寄せられた《被災地応援メッセージ》を読んだときの感涙である。

正直吐露しよう。
本番中、実はボロボロなのだ。

11日(金)まさに大津波が押し寄せ、東北の町並みを蹂躙している生中継を凝視しつつ収録した『日刊深夜快速緊急差し替え版』では、愛する日本の国土が、そして同胞の命がこの瞬間失われているという理解し難いリアルな映像に、半ば茫然自失気味に涙目になったおっさん2人(私とマスタード☆鶴田)が声を上ずらせながら必死に喋ったものだった。

翌12日(土)に前倒し放送した『QIC:752』のラストでも実は私は嗚咽し喋れなくなった。全くもって喋り手失格である。この番組では滅多にしない《編集》で誤魔化したが‥。

以後、応援メッセージを元気よく被災地に届けるという狙いで送り続けている『日刊深夜快速震災特番』‥。
先日の「7歳の女の子が募金した」というメッセージなんざ、まったくもうたまんないですぜ!

>きょう、ぼきんをしました。
>おとしだまの1000円をいれました。
>こまっているひとにあげてください。
>こわれたまちをなおしてください。

そして、消息不明だった仙台の旧友に宛てた同窓生のメッセージ。
セントヘレンズ理恵がいい感じに朗読するもんだから号泣よ。編集の手間をまた増やしちまった‥笑。

>仙台市にいる友人にこの番組を聞かせたいのですが、
>残念ながら彼の家は津波で半壊。
>パソコンも壊れてしまったそうで、聞くことができません。
>でも、FMCの番組はオンデマンドなので、いつか聞くことがあるだろうと期待してメッセージを送ります。

>君が生きていると分かった瞬間、僕らS大ホッケー同好会気のいい仲間は、嬉しくて嬉しくて号泣したよ。
>大の男、ムサイ男たちが抱き合って号泣したんだ。ほんとだぜ。
>本当によかった。
>君のお父さんはまだ見つからないようだが、僕らは奇跡を信じている。
>一緒に飲める日を楽しみにしている。

全国の皆さんから寄せられる『被災者応援メッセージ』が、本当の意味で被災地に届き、そしてそのパワーを伝えられるよう、あと何回涙するか分からないけれど、やってやろーじゃないか!

がんばれ!日本
明けない夜はない。ドンと行こう!


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posted by 榎田信衛門 at 06:45| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年03月13日

一時棚上げ『聴かせてやんない!』

『聴かせてやんない!』
このフレーズ…実はFMCのメインコンセプトなんです。
沢山の人々に広く聴いて頂くのが「Broadcast」、聴きたい人にだけ狭くお届けするのが「Narrowcast」…。
FMCは当然後者です。
ですから、聴きたくなければ聴かないで下さい。
お気に召さなければ無視して下さい。
チビなくせにタカビーなラジオ局であるということを認識して頂ければ幸いです。
リスナーになるかならないかはあなたの自由です。


拙著のタイトルにもなったFMCの基本方針なのですが‥

これ、しばらく棚に上げます。


いまFMCでは、『日刊深夜快速』『QIC』などの番組を《特別編成》で弾力的に組んで、
東日本大震災の被災地に向けた「応援メッセージ」を全力を挙げて放送しています。

おかげさまで、多くのリスナーの皆様、このアクションを偶然知った一般市民の皆様などから、心のこもった熱いメッセージが続々寄せられております。
(読みながら、熱いものがこみ上げてきてグッとくるときもあります。)


なんとしても被災地の皆様にメッセージを伝えたい。

しかし、こればかりは《聴いて頂かないと届かない》わけです。
『聴かせてやんない!』なんて云ってる場合じゃないわけです。

もちろん、被災地の通信事情は依然厳しい状態です。聴取可能な方々は未だ限定されるでしょう。
であるならば‥
もし、心ある方がおられたら、何らかのオーディオ機器等を用いて、被災地の皆様に「応援メッセージ」を直接届けて欲しいのです。
そして、ネット環境が健在の皆様に「応援メッセージ」があることを知らせて欲しいのです。
それはtwitterでもブログでも、あるいは掲示板でも何でもいい。

『聴いちゃってください!』

世界中からの応援メッセージが九州熊本に集約され、それを被災地に届けている奇特なウェブラジオがある。

そんな文言で結構です。
ぜひ、より多くの皆様に告知して頂きたいのです。

ご協力のほど心より宜しくお願い申し上げます。
posted by 榎田信衛門 at 21:00| Comment(0) | 008雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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