2011年11月27日

非常識と狂気のススメ

立川談志が死んだ。

チラッと見たテレビ(NEWS23出演時の映像)で「テレビからプロの芸人が居なくなったと云いますが、本来芸人というのは《非常識》なんです。ところがテレビが常識化しちゃって、出てくるものは常識あるいは半常識のアマチュアもしくはセミプロの芸人ばかりになってしまったんです。」と極めて冷静に語る姿があった。
全面的に肯定はしないが8割以上賛同できる。

話はガラリと変る。

私は芸人ではないが、何かしらパフォーマンスする以上、そこには非常識?‥ひょっとしたら弱毒化した狂気が必要だと考えているし、事実そうしている。
これまでFMCに入ってきたアマチュアの中に狂気がある奴は殆どいなかったが、ここ数年の様変わりは酷い‥否、面白い(笑)。

徐々に狂気集団(あくまで芸として)に変貌しつつあるようで、なかなかムフフなのである。

最初、マスタード☆鶴田の心地良い非常識、心地良い狂気に触れた時。何かが起きると思った。
「さしより」等で出会った他のバーテンダー達も概ね「素晴らしい非常識人」のラインナップであった。
同病相哀れむ。私は一発で馴染んだ。

すぐに榎田信衛門・マスタード☆鶴田のW非常識が共鳴しはじめた。
次第に周りの善良なスタッフ達も良い意味での狂気に染まっていく。(←いまここ)

ちなみにFMCで一番の常識人はエアポート成田ね。
奴は、極めてストイックな縛りの中で真面目に狂気を演じるものだから日々の精神疲労が酷い。
だから酒と言うトランキライザーが一定量を越えると縛りがなくなり、壊れる‥笑。
それを哂って眺めている我々のまぁ非常識なこと!(全てネタにする)

時々、我々非常識人が酔ってリミッターが外れるとこうなる。



なるほどマスコミ(特に地上波テレビ)には乗せられない‥笑。
しかしネットがある。いい時代になったものだ。
posted by 榎田信衛門 at 13:50| Comment(1) | 008雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年11月14日

南極料理人はあんなに面白いのに、なぜ南極大陸は疲れるのか?

南極料理人はあんなに面白いのに、なぜ南極大陸は疲れるのか?



映画「南極料理人」は、ひょんなことから観測隊の調理担当として南極に赴くことになった海上保安官・西村淳が、昭和基地から1000kmも離れ、しかも富士山より高い標高3810mという極限の地に存在する「ドームふじ観測拠点」で、隊員8名分の食事を用意する日々を綴った同名エッセイをベースに作られた作品。
主人公・西村淳を堺雅人が演じ、生瀬勝久、きたろう、高良健吾、豊原功補といった上手い役者達が脇を固め、雪と氷に閉ざされた南極大陸を舞台に、その壮大さとは裏腹な実にコンパクトな物語を、一つ一つ丁寧に描いている。
「厳寒の辛さはなんとなく分かってるっしょ」ということで、それを逆手にとって笑いにもっていく。
雪原に「かき氷いちごシロップ」でラインを引き(途中舐めたりする)、やがてラインは四角形となり野球のダイヤモンドになる。子どもっぽく野球に興じる彼らから伝わってくるものは、人情の機微であり温もりである。
ある日、インスタントラーメンのストックが切れる。ラーメン好きの気象学者(きたろう)が不眠症になる。雪氷学者(生瀬勝久)が「潅水(かんすい)」を調べ、それはやがて手打ち麺になり、立派なラーメンの完成へとつながる。熱々のラーメンを前にしたきたろうの表情が抜群だ。観ていてこちらまでラーメンを食べたくなる。
細かい仕掛けの一つ一つが日本人の感情を巧みに揺さぶる。
なんとなく淋しい気持ちのとき、ちょっと病んでるかな?ってなときにお勧めの作品。


さて、TBS60周年ドラマ「南極大陸」‥。
頑張って作ってるのはよく分かる。だけど全てが粗い。
毎回山場を求めるテレビの宿命なのか。必ずドラマチックな大トラブルが発生するわけだが、まるでTV版『宇宙戦艦ヤマト』である。
ヤマトでは、毎回の戦闘を経て大規模な被害が出る。どう考えてもイスカンダル到着までに全員玉砕しちょろ‥てな塩梅にも関わらず、不滅の第3艦橋の伝説と同様にどこで追加されたかは不明なれど乗組員が減った感触はない。(ヤマトの場合、このご都合主義が雑なストーリーを奇跡的に補強してるわけだけど‥)
一方、南極大陸は大味(雑味)だ。事実の上に立つフィクションである以上、それなりにしっかりとした考証が必要である。けれどざっくりやっつけちゃっている。
船の知識があれば「んなこたぁねーだろよ」と突っ込みを入れたくなる時化のトラブルとかいろいろ、むりやり派手な大トラブルにしちゃってる脚本がそもそもよくない。
それに、大ヒット作「Jin-仁-」と同じ演出技法も空回りしている。
「忍耐→発見→突破」という毎回用意されている局面の転換点でかならずかかるあの劇伴(BGM)。
「Jin-仁-」では《さあお泣きなさい》という合図としてうまく作用したが、今回はダメだ。
木村拓哉もせめてヒゲ面にすりゃいのに‥。
こないだのボツンヌーテン初登頂云々の回でも、ヒゲ剃るチャンスなんて皆無。なのにツルツル‥そりゃダメだ。
堺雅人は相変わらずうまい。それだけが救いである。
posted by 榎田信衛門 at 19:43| Comment(0) | 008雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年11月09日

『Kumamoto Bartenders Choice/4th』

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Kumamoto Bar Society(以下KBS)が、年に1回プロデュースしているウイスキー『Kumamoto Bartenders Choice』の第4弾(4th)がついに完成!
11月18日(金)いよいよ発売開始と相成ります。

『Kumamoto Bartenders Choice/4th』は「本坊酒造」の卓越した技と在熊バーテンダー有志の渾身のテイスティングが生み出したブレンデッドウイスキーでございます。
ちなみに本坊酒造と云うと本格焼酎をイメージしがちですが「マルスワイン」「マルスウイスキー」などを幅広く手がける総合酒造メーカーなのです。

長野県の「マルスウイスキー/信州ファクトリー」に眠っていた樽の中から厳選したウイスキーを贅沢に使用。
長野と熊本に新たな絆が生まれました。

さて今回、ラベルプロデュースを担当したのは「Bar:Colon」の鶴田マスター(マスタード☆鶴田)であります。
※ラベルデザインはバーテンダー持ち回り制なのです。

ほいでもって鶴田プロデューサーから「アートディレクション」の勅命が下ったのが何を隠そうこの私・榎田信衛門。

私、デザイン自体は本業ではないのですけれど、実は広告デザイン‥いろいろやった経験ございます。
けれどもお酒のラベルは初体験。ゾクゾクします‥笑。

鶴田プロデューサーからの主要オーダーは次の3点。
・信州ファクトリーで見た鉄製蒸留器の味のある「鉄錆」の雰囲気。
・720ml瓶(4合瓶)を使用するので「四合」と明記したい。
・KBSのロゴを入れたい。

それからラベルとの格闘が始まりました。
酒瓶の宝庫でもあるBar:Colonでは棚にズラリ並んでいるラベル達を頭の中に焼付け‥
味のある鉄錆を探していろいろリサーチしたり‥

そして辿り着いた「鉄錆」がこれ。
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これ、かつて鹿本鉄道の菊池川橋梁だった鉄橋なんです。山鹿市「水辺プラザかもと」に保存されているものです。

あとは一気にデザイン。
完成までに何度か印刷所やら何やらデータのキャッチボールを行い完成と相成りました。

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これまでシングルモルトだった『Kumamoto Bartenders Choice』ですが、今回「4th」はブレンデッドウイスキー。製造本数がドンと増えます。多くの皆様に手にとって頂けることと思います。

自分がデザインしたボトルを手にするのって、滅多にない経験です。
本当に貴重な経験をさせて貰いました。

機会を下さったBar:Colon鶴田氏、そしてKumamoto Bar Society藤木会長(BAR SANTE)をはじめメンバーの皆様に心より御礼申し上げます。

(耳寄り情報)
11月13日(日)長崎書店3Fリトルスターホールで開催される『bar lente 5th Annivwesary party』で『Kumamoto Bartenders Choice/4th』が先行販売されます。一足早く飲みたい人はぜひどうぞ!


☆広告デザイン等のご用命承ります。何卒宜候。(榎田信衛門)



追記(2011.11.12)
発売が少々延期となりました。(12月上旬の予定です)

その理由は下記番組で‥

「深夜快速土曜版(2011.11.12放送分)」


posted by 榎田信衛門 at 23:19| Comment(0) | 008雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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