2006年06月18日

妙なNPOを作る日々

「視聴者の目線に立って‥」
「読者の嗜好を的確に捉えて‥」

耳障りの良いよくある業務指示でござい。

悪意を持って翻訳しますとね。
「視聴者の多くは馬鹿だからレベルを下げなさい」
「読者はモノを知らないからもっと単純なテーマに変えなさい」
ということになる。

そうでないメディアがあることは知ってはいますよ。
けれど、概ねそこら辺に転がっているメディアはこの程度の意図で動いています。
あっちこっちの局P殿や編集長殿から何度も聞いた言葉なので確かな話です。

コンテンツの訴求力を落とそうとすれば、当然中身は薄くなる。
それじゃ味もそっけもないので、テレビだったら映像効果や音響効果、全く無意味な街頭インタビューなどを用いて、ごまかす。
出汁の薄さを化学調味料と意味不明なトッピングでカバーし、インテリアと店員の気合いでごまかす、よくある流行のラーメン屋と変わりません。
で、それに慣らされたお客は、その店を《基準》にしちゃう。
お客を呼び込みたい他店は、本質勝負に出る勇気があればいいけれど、むしろもっとアクどくお客に媚びていく。(突き放す、無礼というテクニックで媚びるサディスティックな店が登場している時流も何だかな?)

電波も紙も多くのメディアはここ20年近くこんなデフレスパイラルを繰り返しているわけで、それこそ熱病のように1個の事件に加熱する事件報道がいつまでたっても是正されず、視聴者もそれが当然のごとく受け入れてしまう現状‥。
これは『意識の構造不況』です。
※FMCオリジナル番組集「構造不況と表現の自由」のタイトルの由来がコレなんですね。知ってた?

構造不況と言うくらいですから、絡みまくった糸をほぐすのは困難を極めます。いや、無理でしょう。

ドラマ『踊る大捜査線』で、青島巡査部長と警視庁刑事部捜査一課管理官の室井警視正(けいしまさ)が警察組織の諸問題を変えていこう!と意気込む下りがありますが、そういう意気軒昂なプロデューサーやディレクターやアナウンサーやカメラマンや音声さんetc‥、編集者やライターさんetc‥これまで何人も会って志(こころざし)を確認しあったけれど、概ね討ち死にか宗旨変えしております。
構造的に無理なんですよ。

「視聴者の目線を引き上げる」
「読者に新たな嗜好を提案する」
そういう努力をしている人達がいます。概ね苦労しております。

例えば‥スポンサー、代理店、メディア、コンテンツ制作者、受信者の立場とか関係つまり構造がですよ、もう雁字がらめの状態で、そこに風穴を開けようとしても、護送船団方式と言いますか、こんなときだけ力を発揮する《ムラの論理》で弾き飛ばされちゃう。

でもねぇ、最初から風穴を開けようとするからストレスがかかり過ぎるのでありまして、蟻の一穴‥白蟻よろしく水面下で小さな穴ぼこを開けまくって行きゃあいいんすよ。

そんなわけで『妙な会社を作る日々』ということで書き始めたこのブログですが‥。
半年思考回路を巡らせて1つの結論を見出しました。
会社(営利法人)ではなくNPO(非営利法人)での設立を選択することに決めました。

「視聴者の目線を引き上げる」
「読者に新たな嗜好を提案する」
「人を育てる」
そういう努力が概ね楽にできるシステムを提案していきます。

市民メディアを売りにした脂っけの抜けたパサパサ団体を作るつもりは毛頭ありません。
まだ誰もやっていないやり方を貫きますわい。
※そのココロは企業秘密っぽいので、いずれまた‥笑。
posted by 榎田信衛門 at 15:44| Comment(6) | TrackBack(0) | 007設立準備開始 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月04日

FMC幹部スタッフ募集

世の中には、難易度が高ければ高いほど《ゾクゾク来る》そんな性格のやつがいます。
例えば私です。
いまだ苦戦し続けているけれど、マスコミからスピンアウトして、ウェブラジオFMCという零細メディアのプロパーなんかを喜んで務めているのも《ゾクゾク来る》からなんでしょう。

「お前を、あらゆる条件下での撮影、送出が出来るよう教えてきたのは、カンボジア内戦のスクープを送ってもらうためだ」という、暗闇指令(as長門裕之)もびっくりな極悪経営者の狂った業務命令(今風に言えばビデオジャーナリストってことになりますね)を受けた時も、実はかなり《ゾクゾク来ていた》んだけど、さすがにその時は命が惜しいので徴兵拒否しましたよ・・笑。※だってポルポトに見つかったら最期だもーん。

さてさて・・ゾクゾク来るのを喜ぶこと。これはマゾではござんせん。例えるならば「狂気」ということでしょう。
そうなんですよ。演出家とかコンセプターってね「狂気」が必要なんです。
私ですか?もちろん「狂気」を沢山抱えてます。すぐ暴走しますよ・・笑。
ただね。その暴走っぷりを見られたくないので、普段は物凄く低姿勢かつ無口な小市民に化けているのです。

「狂気」は、実にクリエイティブです。

さてと・・こんな狂気は如何?

先日書いたように、コミュニティFM経営の難易度は極めて高い。うむむゾクゾク来ますねぇ。
アルヤンコビック監督主演の『パロディ放送局UHF』の大ファンである私は、弱小局を勝たせるために頑張りたいなんて思ってしまうのだ。
「ウェブラジオFMCをコミュニティFMにするべかぁ!!!」
・・なんて狂気を暴発させていたとしましょう。

そこで・・!
(ここからが本日の本題です)
「殿!お止め下され。そのような馬鹿げたことを考えてはなりませぬ」と冷や水を浴びせかけるナンバー2の存在って凄く重要ですよね。
「ぬぁなぃ〜!」まだ暴走中の私。
「お待ち下され。何ゆえ、そのような謀(はかりごと)をお考えなのです」と一応クールダウンさせつつ、話の肝を探るナンバー2。
「○×△◎◎○×▽◎○□◎◇・・・というわけで、△◎◎○×▽◎○□◎◇ということなのだ!」※中身は企業秘密・・笑。
「なるほど。ではこのようにしたら如何?・・△◎◎○×を×▽◎○□◎◇して・・」
と暴走を止めつつ、企画の肝だけはしっかり押さえておき、使えるアイデアを活かすのでありました‥。
それ以前に、なぜ時代劇口調なのかは・・まぁいいじゃないか。
ちなみにこの話はフィクションです。コミュニティ局は恐くて作れません・・笑。

「嗚呼こういう人物が欲しい」
(狂気だ何だと前置きが長くなりましたが、要するに求人と言うことです。)

いませんか?こういう人格者。
ウェブラジオFMCはそんなあなたを待っています。
※要するに幹部スタッフ募集ってことです。
posted by 榎田信衛門 at 03:33| Comment(3) | TrackBack(0) | 007設立準備開始 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年04月27日

小さな一歩ということで‥

とりあえず
That's one small step for a man, one giant leap for FMC.
ってことでんな。

あらら「能書きはいい。動けば分かる‥」と中尾彬みたいなメール貰っちゃいました。
そうね。評論とかやってる場合じゃなかった‥笑。

んじゃ、社名決めからいきましょうか。
その前に《株式会社》が適当か?
それとも新しく制度化された《合同会社(LLC)》が良いか?
※FMCは《NPO法人》の方が向いている!と根強く力説するリスナーもいらっしゃる。
そこら辺についてもご意見あれば是非どうぞ。
コメントかメールでよろしく。
あ、社名もね。
「月曜倶楽部」に拘る必要はありませーん。

業務内容についてはこちらをご照覧あれ。
posted by 榎田信衛門 at 00:16| Comment(3) | TrackBack(0) | 007設立準備開始 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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