2006年04月28日

エフエムたまな閉局に寄せて

寝ようと思って、最後にニュースサイト見てビックリ。
というわけで、以下緊急執筆いたします。

『エフエムたまな閉局に寄せて』


だから言ったじゃないか。
またもや小型機・大型機理論ということか‥。

エフエムたまなが今月一杯で閉局とのこと。
九州では、宮崎シティエフエムに続いて2局目の閉局です。
(参照)エフエムたまな閉局のお知らせ


誰彼に話したか記憶にないけれど、
確か2月頃からだったと思う「コミュニティFMが今年何局も潰れるぞ。間違いない。九州でもわからんよ。やばそうな話があるぞ。」と話しておりました。
ま、蛇の道は蛇ということで、いろいろと情報網持ってますけんね。

逝ってしまう局に鞭打つつもりはありません。
個々の閉局理由をいちいち指摘はしませんけれどね。
でもね。皆さん《放送という化け物を舐めすぎ》でござい。

まぁある程度舐めても何とかなるのは、
Aタイプ‥収益無視のお遊び放送ごっこ(多くのウェブラジオ、ポッドキャスト、マイクロラジオなど)
Bタイプ‥NHK、広域もしくは県域の民放局
これだけ。
収益を必要とするにはあまりに中途半端であるコミュニティ局がですよ。
ちょっとでも気を抜いた瞬間にこういうことになるのです。

極論ぶちかましましょうか。

放送のプロ(特に編成のプロ)が居なくても何とかなるのは、
Aタイプ‥収益無視のお遊び放送ごっこ(多くのウェブラジオ、ポッドキャスト、マイクロラジオなど)
Bタイプ‥NHK、広域もしくは県域の民放局
これだけ。

えっ?Bタイプにプロはいらないの?というのはちょいとカラクリがありまして、
既に営業力とか分厚いノウハウを持っているから、素人が入ってきても促成栽培が利くということです。
ところがコミュニティ放送には絶対に編成のプロが必要です。
コミュニティ放送のタイムテーブル見たことありますか?
一部を除いてほとんどの局が中学校の学校放送未満のレベルです。
編成を軽く見すぎている証。
放送局の売り物は番組。その番組の価値が低ければ、絶対に営業に結びつかないってこと位、商業高校の1年生でも理解できることなのに、肝心の当事者がブラックアウトしている。

コミュニティ放送によくいるプロだと自称する輩。
Aタイプ‥技術屋崩れ。
Bタイプ‥民放制作畑定年退職者。

編成の目を持ったプロがいないんですよ。
こういう人を採らず、即戦力と言って民放アウトレットを採ってしまう。
しかも情報収集能力が劣り、尚且つ石頭が多いときている。
伸びるコミュニティFM。極めて少数だと思います。

蛇足ですが‥。
以前は、全国のコミュニティ局のやる気満々なスタッフさんが私にコンタクトして来て「何でお前んところは、そんなにリスナーが居るのだ?」と質問をぶつけて来てましたよ。メールだけでなく直接会いに来た人も結構居たなあ。
いろいろお答えしましたよ。タダで。
いま彼等の多くは辞めちゃって、商売替えしちゃったらしい。
最近は、私の意見は耳が痛すぎるらしくて近寄っても来ませんわ‥笑。


さあ寝よう。
posted by 榎田信衛門 at 04:16| Comment(3) | TrackBack(1) | 004こんな会社もありますね | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年04月26日

徒党を組むということ

一度だけ《異業種交流会》っつうのに出かけたことがあります。
福岡市内某名門ホテルのパーティールーム。

フィナンシャルアドバイザーだと云う人。
デバイス専門のエンジニアですと嗤う人。
ケミカル系ベンチャーだと語る人。
ベンチャーキャピタルらしい威丈高な人。
・・いろんな人がいました。

威丈高な糞野郎を除けば、そこに居たのは概ね新興零細企業の人達。
名刺も山ほど交換しましたよ。
でもねぇ、何か得るものはあった?と問われたら‥

「うーん、なんにもなかった‥」

※私の本を持っている奇特な方は、よかったら読み返してみて下さい。
「聴かせてやんない!」の207ページです。
小型機・大型機理論というやつです。

要点をつまめばこうです。

小さきものは作り易いが壊れやすい。故に継続しない。
大なるものは作り難いが壊れにくい。故に継続する。

起業ブームについて、やや懐疑的な目を持つ私であります。
何故なら、一頃乱立したミニ政党ブームを思い起こさせるからです。
小さなものばかり作ってどうするの?ってね。

もっと言わせてもらえば、
「折角の才能を自らコンパクトに閉じ込めてどうすんの?」ってこと。
スーパーで売ってる《ラッピング寿司》みたいじゃないの。

1カンずつ飴玉みたいにフィルムで包装されたアレです。

「私はエビですよろしく」
「私は赤身ですどーも」
「実は私はアナゴでして」

確かに‥
やれアウトソーシングだ!
必要な時のプラグインだ!
って言えば聞こえはいいですが、
低コスト使い捨ての見本みたいなもんですよ。
て言うか‥古い。
15年前のアメリカ型リストラ分業システムだよ。
で、勝ち組負け組みという二極化。
「あーあ」でござんす。

敢えて問う!
エビも赤身もアナゴもその他のネタもズラリと揃った『寿司屋』を作ろうと思う奴はいないかね。

「私フィナンシャルアドバイザーでして‥」
「ほんじゃ会社を畳んで財務担当の重役やんなさい」

「私デバイス専門のエンジニアです‥」
「どうせすぐ潰れるから、会社畳んでうちで技術本部長やりなさい」

「ケミカル系ベンチャーです」
「あの人、会社畳んでうちの技術本部長やるんで(笑)、一緒にチーム作んなさい」

「私はベンチャーキャピタルなんだけど」
「名刺を拝見。あらら聞いたことないねぇ。うちはメインバンク決めてるんでね。ぷっ」

くらいのことをやってやろーってな意識を持ってるやつ、
まさか俺だけじゃあんめーな‥笑。

七人の侍しかり
八犬伝しかり
水滸伝しかり
三国志しかり

徒党を組むということは、小分けされたパーツを必要なときだけチョイスしてデバイスを組むということではない。
一見無関係に見える専門家それぞれをむしろ有機的に結びつけて1個の集団に纏め上げることを言う。

あ、わたしゃ旗振り役は御免こうむる。
自分の専門分野‥わかってるから。
なんてな‥。
posted by 榎田信衛門 at 02:18| Comment(4) | TrackBack(0) | 004こんな会社もありますね | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年04月21日

ハイアベレージ傾向

FMC始まって以来の《ハイアベレージ》でござい。
何が?・・所属スタッフの年齢でんがな。

ちなみに、20数年の長きに渡って最年長の座を守り続けて来た私であります。
正直辛かったですよ。同世代が居なかったですからね。
しかし、やっと転機が訪れました!
遂に年長さんの座を《エビアン元子センパイ》に明け渡したのであります。
続いて入って来た面々もオーバー30のアダルティーな世代!
概ね近い世代ですね。
いやぁ気が楽だ。
10も20も年下の連中に気を遣ってた頃が夢のよう。

さすが大人の会話。
誰も無茶しない。
けれど発想に関して言えば、若者のそれより意外と弾けてたりするのよ。
バブル期のドサクサを掻い潜って来た猛者ばかりですけんね。
肝っ玉が据わっておりまする。
そんなわけで、かつてない《安定感》を発揮しつつあるFMCなのであります。

これまでは「若い人に仲間入りしてもらう」というのが最優先課題みたいになっておったのですが、90年代半ばまではそれで全然OKだったんですけどねぇ、90年代後半以降・・つまり携帯カルチャーが若者に蔓延した頃からでしょう、そりゃあもう劇的にNGになってきました。
若い人のコミュニケートの形や意識が全然違う。

・よくも悪くも拝金主義の若者多し。
・そうでない熱い社会派の若者少数。
・まったくもって無気力な若者圧倒的多数。

「ともかく暇で暇で・・金は無くてもなんとか生きられるし・・何か面白いことないかなぁ?」という若者が本当に減りましたよ。
本来こういう層がFMCスタッフ予備軍なんですが、今やワシントン条約で保護すべき絶滅危惧種です。

というわけで、FMCのアダルト化(エロ番組に走るわけではない)この傾向は当分続くでしょう。
実際《30才以上の方を優先採用》という内部通達が出てたりします(マジです‥笑)。

余談。そこに割って入った若者「おーい!中村(仮)19才大学2年生」は見所あるなぁ。
posted by 榎田信衛門 at 02:02| Comment(2) | TrackBack(0) | 004こんな会社もありますね | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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